2018年8月8日水曜日

V1.1.0 リリース

画面の状態を画像として保存できる機能を追加しました。
また、地形のデータを修正しこれにより、これまでより周囲の山が多少見えやすくなりました。
詳しくはリリースノートをご参照ください。

2017年6月20日火曜日

V1.0.0 リリース

2017/6/20、Appleの審査が通り、AppStoreに掲載されました。
  View in App Store


2017年5月17日水曜日

仕様

見える見えないの判定


球差、気差

地球は丸いので、何も障害物のない海の上で、光が直進すると仮定した場合、100km先のものは、高さが約780m以上ないと見えません。(球差)
実際には、光は大気の密度差により徐々に下方に曲がりながら進むため(プールの外からプールの中を覗き込んだときに底のマークが本来の位置よりも近く見えるのと同じ原理です。)680m程度の高さがあれば見えることになります。(気差)


気差の元となる折光係数は、その時の大気の状態で変化しますが、日本付近では概ね0.13から0.14程度です。本アプリでは0.135という数字を使用しています。

地形

地物の見える見えないの判定には、現在地の標高及び中間の領域の地形も考慮しています。現在地の標高は、端末の位置情報サービスから求めています。中間の領域の地形に関しては、下に示す地盤面標高データを使用しています。
なお、中間の領域の地形のチェックは、現在地及び対象地物の直近(2%または10メッシュ分のうち小さい範囲)では誤差の影響が大きいため行いません。(頂上が平坦な山では手前の肩の部分が邪魔で頂上が見えていないことになったりします)
また、途中の高さをチェックする点を求める際、大圏ルートによる曲りを考慮しています。(V1.1.0より)

最小仰角

その地物が見えると判定するためには、その地物までの距離の何%の高さが見えていればよいかを定めた数字で、本アプリ独自の用語です。この値は、初期値は0.1%(100km離れた地物で高さ方向に100m以上見える)となっていますが独自に調整することが可能です。マイナスの値にすることも可能です。


地盤面標高データ


端末の性能、容量を考慮し、本アプリでは国土地理院長の承認 (承認番号 平29情使、 第82号) を得て同院発行の基盤地図情報・数値標高モデル・10mを元に、100mメッシュの標高データを作成して使用しています。100m四方の領域がその中で一番低い点の標高として扱われますので、実際の地形よりも視線を遮る範囲が狭いことになります。(V1.0.0では一番高い標高を使用していましたが、距離が近い山が見えづらい問題がありました)



水平画角


水平画角の初期値は、端末の種類に応じて以下のように設定されていますが、独自に調整することも可能です。

iPhone

  • 4s以前:54.5°
  • 5, 5c:57°
  • 6 (plus), 6s (plus), 7, SE:62°
  • 7 plus:63°

iPad

    • 4以前:54.5°
    • Air, mini2:57°
    • Air2, mini3, 4:62°
    • Pro:63°

    iPod touch

    • 4th:54.5°
    • 5th, 6th:57°

    上記以外

    • 63°






    2017年5月6日土曜日

    調整

    水平画角

    水平画角とは、下図のように端末を横向きに構えたときに画面の左端から右端までに写っている領域の角度のことで、 使用する端末によって異なります。本アプリでは、インターネット上の情報から、端末の種類に応じた適切な初期値を設定するよう努めていますが、独自に調整することも可能になっています。


    調整は以下の手順で行います。
    1. 操作対象選択ボタンをタップして「水平画角」が表示されるようします。
    2. 画面の中央をどれか一つの地物に合わせ、その地物の方位を記憶します。
    3. 端末の向きを変えてその地物が画面の端に表示されるようにして、そのときの方位が中央で確認した方位と同じになるまで、+ーボタンで水平画角の値を変更します。 (方位は+ボタンでだんだん内側に移動し、ーボタンで外側に移動します。)


    最小仰角

    最小仰角とは、下図のように山や建物が見えると判断する最小の見上げ角度のことで、本アプリ独自の用語です。ごく小さい値ですので、度ではなく道路の勾配などと同じように%で表しています。
    初期状態では0.1%(100km離れた位置で見える部分の高さが100m以上あれば、「見える」と判定)となっていますが、この値を調整することが可能です。


    調整は以下の手順で行います。
    1. 操操作対象選択ボタンをタップして「最小仰角」が表示されるようします。
    2. +ーボタンで最小仰角の値を変更し、見えているのにラベルが表示されていない山のラベルを表示させたり、逆に見えていないのにラベルが表示されている山のラベルを非表示にします。(+ボタンでだんだんラベルが表示されづらくなり、ーボタンで表示されやすくなります。負の値にすることも可能です。)

    2017年5月5日金曜日

    使い方

    アプリを起動して、背面のカメラを見たい方向に向けると、方位バンドにカメラの向いている方位が表示され、画面に写っている風景の中の著名な地物(山や建物)及び100km以内の都道府県庁所在地の名称がラベルに表示されます。

    情報ボックスを表示する

    ラベルをタップすると情報ボックスにタップした地物の情報が表示されます。ラベルのない場所をタップした場合には(グループの展開中以外は)現在地の緯度経度と標高が表示されます。

    グループを展開する

    ラベルの中で最後に ▷ が表示されているもの(「北アルプス ▷」等)は複数の地物からなるグループの名称を表しており、そのラベルをタップすると、そのグループに属する個々の地物のラベルが表示されます。
    その状態でラベル以外の場所をタップすると、元の表示に戻ります。

    ズーム

    操作対象選択ボタンが「ズーム」になっている状態で、+ボタンをタップするすると画面が拡大され、ーボタンをタップすると縮小されます。

    撮影

    カメラボタンをタップするすると、その時点の画面の内容が画像に保存されます。保存された画像は、「写真」アプリで確認することが可能です。


    2017年5月4日木曜日

    凡例

    ラベルの色


    ラベルの並び順

    ラベルが複数の段に渡って表示されている場合は、下の段ほど現在地からの距離が近い地物であることを示しています。
    同じ段の中の左右の並び順は、実際の地物の並びに従った順番になります。

    2017年5月3日水曜日

    画面構成

    風景ナビは縦画面でも横画面でも利用可能です。



    ① 地物ラベル:風景の中の有名な山や建物の名前が表示されます。
    ② 方位バンド:現在端末(の背面)が向いている方位を示します。
    ③ 操作対象選択ボタン:タップすることで下の+ーボタンで変更する対象を切り替えます。ボタンの上にはその項目の値が表示されます。
    ④ +ーボタン:上のボタンで選択されている項目の値を調整します。
    ⑤ 情報ボックス:山や建物の情報が表示されます。
    ⑥ カメラボタン:その時点の画面の状態を画像として保存します。
    ⑦ ヘルプボタン:使い方のガイドを表示します。